大相撲力士のリンチ事件に思うこと
28日、松浪健四郎文部科学副大臣が、日本相撲協会北の湖理事長に、事件を協会で独自に真相究明し、協会に設置された「力士の指導に関する検討委員会」に外部の有識者を加えるよう指導したそうです。
毎日新聞の記事より
日本相撲協会は、文部科学省所管公益法人「スポーツ・青少年局、生涯スポーツ課」の管轄下にあるんですね。
子ども達が通う学校も、文部科学省の管轄ではないの?
なぜ、学校のいじめ・事故・事件には、きちんと調査が行われないのでしょうか?
大臣の言葉「世論が注視しており、スピードが必要」・・注目されないと、ダメなの?
そして、北の湖理事長の謝罪の言葉「世間をお騒がせして、ご迷惑をおかけし、申し訳ない」
謝罪は、誰にするものなのでしょうか?亡くなった力士とご両親への謝罪を、するべきではないでしょうか?
私は、亡くなった力士のお父さんが、息子さんを救えなかったことを責めていることが、観ていてとても辛い。
命は、同じ重さであるはずなのに、声を挙げ続けていかないと、ここまでの土俵に上がれないのが現状です。
たくさんの傷ついた心と失った命に対して、ひとつひとつについて、調査をしていくことが必要だと思います。
相撲部屋の体質や行き過ぎた稽古と、片付けないでほしい。
リンチを加えた力士達は、どんな気持ちでリンチを加えていたのでしょうか?
子どものいじめとこの事件については、共通している問題が見えてくるはずだけど、文部科学省はどう結びつけていくのか、注目していきたいと思います。
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