あらら・・・もう、1週間が終わってしまいます。
今週は、ブログが更新できない状態で・・・
不器用な私は、いっぺんにいろんなことができないから、ひとつずつ片付けないといけないことは自分が一番わかっているのに、最近はあれもこれもやりたい気持ちがいっぱいで、ちょっと欲張り過ぎています。
社会の動きも気になることがいっぱい。新聞を、ゆっくり読む時間がない・・。
良いことや嬉しくなったりすることより、悲しくなったり、なぜ~?どうして?、腹ただしく思うことが多い。
昨日は、交通事故で息子さんを亡くしたお母さんが、民事裁判で提出する陳述書作成のお手伝いをしました。事故は、息子さんのオートバイに追突した相手の過失が100%認められたものの、お父さんの経営する自動車整備工場を継ぐために、一生懸命他県で修行積みながら頑張っていた息子さんの命が、保険金支払いの基準で安易にお金に替えられてしまったことへ、両親が遺失利益について見直しを求めている裁判です。
息子さんの生まれてから、亡くなるまで、家業を継ぐと決めたときの話を聞きながらのお手伝いは、引き受けたものの後悔したほど辛いものでした。
家族で自動車整備工場を経営する夢、息子さんは帰ってきたらどのような会社にしたいのかを両親に話していました。修行を終えて会社を継ぐために、帰る途中の事故。お金の問題ではないけれど、息子が生きていた証、息子の将来があったことを、きちんと認めてほしいという両親の願い。
裁判所には、当たり前の両親の思いを文章でしっかりと伝えないとわかってもらえない。
警察は、毎日起きている交通事故のひとつにしか過ぎない。
加害者からは、心がこもった謝罪をもらえない。
当たり前の日常生活が、一瞬にして奪われる事件事故の事実以外にも、被害者と遺族をが救われる支援が整っていないことで、被害者と遺族の悲しみは深まるばかり。誰もが、被害者になる可能性があるのに・・ね。