教育再生会議が、提言しましたね。
結局は、
これまでの施策とかわりばえはないし、具体的な実践方法は見えてきません。
学校の判断に委ね、学校だけの取り組みが主体となる形では、教師への負担が増すばかりで、その影響はまた子ども達に返っていくのではないでしょか?
いろいろな意見が出ていますが、やはりいじめの深刻な状況がわかっていないと感じます。
傍観者を加害者とすると、子ども達のほとんどは、処罰の対象になるでしょう。いじめる側、傍観者にならないといけない子ども達の問題背景には、触れることなく、子ども達の問題だけを指摘しています。これが、家庭の問題に結びつけられることになると、いままでと同様に、学校と家庭の対立的な構造が繰り返されるのではないでしょうか?
学校にサポートチームは派遣されても、親のサポートはない。
また、いじめられた子のケア面に対して、何も触れてません。
いじめ自殺が問題としながら、子どもの心の傷について、どれだけ考えられたのでしょうか?
心の傷は、自覚しにくく、表現することが難しい。そして、一度傷ついた心の傷は簡単に治りません。
訴えにくいいじめの被害についての認識が、足りません。
評価できるものとすれば、
いじめ問題については、一過性の対応で終わらせず、教育再生会議としてもさらに真剣に取り組むとともに政府が一丸となって取り組む。
これで、終わりにならないように。焦って結果を出すのではなく、もっと現状をきちんと認識して、取り組んでほしい。
教育再生会議 が行った「いじめ問題への緊急提言」は、