お世話になっている、児玉弁護士事務所の移転のお披露目に来ています。
富士市で開催したメッセージ展の
講師の児玉勇二弁護士と我が家の代理人でもある
杉浦ひとみ先生の弁護士事務所です。
手狭になった銀座の事務所から、会議室がふたつもある京橋の事務所へ引っ越しされました。
一般事件の他に、教育、福祉、労働、平和問題などの相談から活動まで取り組んでいる先生方の事務所には、会議室は、大学生の研修の受け入れや、NPO・市民団体などの活動をされている方達の出入りがあり、会議室はこれらの活動をされている人達に活用されていくようです。
披露パーティーには、たくさんの方達が集まり、交流が行われました。
その中で
浦安市の小学校特殊学級で起きた教師による「強制わいせつ事件」で、県と浦安市(学校設置責任者)・教員への民事裁判を起こした被害児童のお母さんと「被害者とその家族を支える会」の方達と話しをしました。
被害に遭った子どもは、睡眠障害、恐い夢を見る、夜中にうなされる、髪を抜くなどの自傷行為をする、ささいなことでフラッシバックが起きる、男性をみるだけで緊張状態に陥り、父親と住むのも拒否、病院でPTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断されました。
このような状況の中で、心に傷を負った我が子を抱えながら裁判を行っていくことの大変さは、私にはよくわかります。我が子の名誉のため、同じことを繰り返してほしくないというお母さんの思いを、同じ気持ちで受け止めていることを伝えました。
支援する会の方達が、「これは社会問題として、地域の問題として考えてしていきたい」と会の発足の経緯を話し、とても心強く感じました。