昨日は、
静岡第一テレビ「○ごとワイド」の収録に、三島市へ出かけました。
「いじめ問題について、県内の状況、親たちができることについて、いろんな立場の方から、座談会方式で意見を伺いたい」という連絡がありました。
参加されるのは、収録場所の
リベラスコーレの理事長三好悠久彦さんと全国の少年鑑別所長を歴任、静岡県のスクールカウンセラーを退任された奥村晋さんとリベラスコーレに通う生徒さん4人。
専門家の方達との対談に、かなり緊張してでかけた私。三好さんとは、メールでの交流がありましたが、お会いするのは初めてでしたが、笑顔で直接出迎えていただき、スクール内を案内してくださり、緊張がほぐれていきました。
リベラスコーレには、学習のカリキュラムが10時から組まれているので、登校してきた生徒さん達は自主的に教科書を開いて学習準備をしていました。ひと組の生徒と先生は、「きょうは、外のテラスで勉強しよう」と教室から出て行きました。
リベラスコーレの校則は、この3つ
☆きちんと自分を表現する ☆お互いに信頼できる仲間づくりができること ☆将来について、真剣に考え、行動する
小・中高生の不登校、高校・大学中退、ひきこもり、ニート、発達障がい、身体障がいなどの生徒さん達が同じ場所で過ごすことで、スクール内の調和がとれていると聞きました。
打ち合わせの段階で、過熱する報道で学校・教育委員会の問題だけが批判され続けていることへの不安、いじめだけではなく、子ども達に起きている不登校・ニート・ひきこもりの問題にも具体的な取り組みや解決策が提示されることなく、交わされる続けている議論に問題を感じているという意見が一致したことで、私の緊張と不安がとけました。
収録の中で聞いた、いまいじめを受けている生徒さん体験談には、いままで私が見聞きしたことのないいじめの事実がある。収録前まで笑顔だった他の生徒達の表情が、辛そうに変わる。生徒さん達は自分の経験の中で、学校の対応について「先生は何もしてくれなかった」と話していました。
三好さんと奥村さんが、専門的なところでのお話しをしてくださったので、私は親の立場で話しをしました。
1時間の収録の中で、それぞれの経験や実践から、問題解決に向けて必要なことを話すことができたのではないかと思います。放送は、11月9日の17時頃から10分位なので、全部を伝えることができないのが残念です。
進行は、久保ひとみさん。同じ浜松在住ということで、雑談が弾みました。
久保さんファンの夫のために?、記念撮影をパチリ。