教員の「心の病」増加

文部科学省の調査で、2005年度に、うつ病などの精神疾患で休職した公立小中学校の教職員数が公表されました。

年々増加傾向にあり、今年は過去最多の4178人。静岡県内は53人。

毎年、公表されるこの調査から、子ども達の状況把握は、どうなっているの?と考える。
先生達が、病んでしまう学校が、子ども達にとって良いところではないはず。
子ども達の現状は、把握されているのでしょうか?

先生達は、休職できても、子ども達の欠席や不登校の理由に、心の傷や病はなかなか認められない。
でも、先生の中にも、休むことができない人もいるし、病気を知られないように遠くの病院に通院している先生もいると聞いてます。

文部科学省が挙げている理由は、「多忙や保護者、同僚との人間関係など、職場の環境が年々厳しくなっていることが背景と考えられる」

県教委が挙げている理由は、「複合的な理由が考えられ、一概には言えないが、保護者や子どもとの関係の中で、重圧やストレスを感じている教職員が増えてきている」

学校内の教師間のいじめに苦しんでいる先生も、多い。
ストレスが、子どもに向けられることもある。

同時に公表された、先生達の懲戒処分数、こちらも、増加している。
両方の問題の関係には触れていないけれど、関連はあるのではないかと思います。



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