妹宅から帰宅して、一昨日から今日の地域ニュースの新聞紙面に目を通すと、浜松市内の児童生徒の平成18年度問題行動調査結果について、市文教消防委員会で報告されたことを知りました。
静岡新聞の記事は、
こちらから
☆粗暴行為(「対教師暴力」や「器物破損」「生徒間暴力」「授業放棄」などの総称)
小学校で148人、前年度の61人の約2・4倍。中学校では532人、前年度の320人の約1・7倍。
飲酒喫煙も小学生39人が報告され、前年度の4人から大幅増。中学生は330人で前年度の177 人の約2倍。
☆いじめ
いじめは、小学校で152件、前年度の54件。中学は、222件、前年度のいずれも160件から急増。
喫煙、飲酒については、本当に急増なのかしら?
いじめと同様に、調査の仕方によるものではないかと思うけれど。
たばこ・お酒の販売店で、年齢確認をしている場面を見たことは、私はまだ一度もありません。
一方で、昼間から堂々と、自販機で制服姿のままたばこ、アルコールを購入する高校生を見かけることは良くあります。近くで見つけた時は、必ず声をかけるようにしていますが、「親のお使いで・・」とバレバレの言い訳が多いです。不謹慎な思いですが、「かわいいなぁ」と思っちゃいます。
自宅の買い置きが、減っているという親の声も聞かれたり・・・誘惑は多く、入手し易い環境の上に、社会の規制はあまり役だってないようです。
いじめの発生件数は、予想通り増えました。
でも、気になるのは、調査項目の中の解消率。解消率は、いままでは90%以上と高くなっています。
もうひとつ気になったのが、市教委が報告した、子どもの生命にかかわる事件事故など重大な緊急事態に対応する新体制を、事態発生の場合は「学校訪問」「警察消防対応」「病院対応」「報道対応」など5人の担当職員を学校に派遣する仕組み。
以前にも、対応する職員がいたけれど、5人体制にしたということが新体制なのかしら?
我が家のケースも、市教委の職員は、すぐに病院に駆けつけてきたし、警察にも連絡を取っていたことがわかりましたが、被害者の立場に立った対応ではなかったことが、残念でした。
「いじめの事実はなかった」「被害者と加害者は、遊び仲間だった」というような、報道の第一報がなくなる日がくるのでしょうか?