朝青龍のうつ状態に思うこと

横綱朝青龍の話題が、頻繁にTVのワイドーショーで取り上げられています。
相撲に詳しくない私でも、彼が責められる原因を見えている部分からは理解できるけど、これだけマスコミが取り上げて、多くの人に責められるのは、どうかと思います。

いま、とても恐ろしいと感じるのは、「うつ状態」の認識。
「仮病」、「当然の報い」、「気合いで直せ」と言っている人達をみて、ぞっとします。
子ども達は、この様子をみて、いじめる原因があればいじめを容認しても良いと思ってしまうのではないでしょうか、いじめられた子は、ますますいじめられても傷ついていることを言えなくなってしまうのではないでしょうか。

いま、うつ病については、新聞・TVを通じて、社会的に早期発見、早期治療を呼びかけている一方で、様々な原因についてはあまり深く追求されずに、理解されていないと感じています。
治療や対策も必要ですが、どんな理由であれ、まずはその人の心に寄り添ってあげることが大切なことだと思います。

夜のニュースで、朝青龍に会った高砂親方が、よくわからないけれど、いつもと違う様子から深刻な状態を感じたと話していて、少し安心しました。


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