市民のこころの健康づくりやこころの病について、講演会等を開催している「浜松市精神保健福祉センター」主催です。
当事者主権という概念の紹介と、当事者の生の声が聞けるシンポジウム、そして、今後の行政も巻き込んだグループ作りの機会となることを目的としているそうです。
日時
平成19年12月16日(日)、午後1時~3時30分(午後0時30分開場)
会場
アクトシティ浜松 コングレスセンター4階41会議室
内容
午後1時~1時10分
あいさつ
午後1時10分~2時10分
講演
「私がもっと生き生きするために ~当事者主催で地域が変わる~」
講師:上野千鶴子(東京大学大学院人文社会系研究科教授)
講師紹介
上野千鶴子氏
富山県生まれ。社会学者。京都大学大学院博士課程終了。95年東京大学大学院人文社
会系研究科教授。著書に「家父長制と資本制」「近代家族の成立と終焉」「ナショナ
リズムとジェンダー」「生き延びるための思想」「サヨナラ、学校化社会」「おひと
りさまの老後」など多数。障がい者自立支援の問題に取り組む中西正司との共著に
「当事者主権」があり、障がい、福祉、介護、女性などいわゆるマイノリティの問題
に取り組む中で、自立の意味を問い直し、専門性を問いただし、社会を組み替えてい
くための積極的な発言を続けている。
午後2時20分~3時
シンポジウム
「当事者たちがつながるとき ~当事者たちの声を聴く~」
精神障がいの問題、自死遺族の問題、DVや性暴力被害の問題に直面し、自分なりの活
動を模索してきた当事者の方たち3人をシンポジストとしてお迎えし、当事者である
からこそ得た視点での発言をしていただきます。絶望や怒り、夢と希望、社会的偏見
や閉塞感の打開と克服、個人的な活動のなかでの挫折とそこからの再生、そしてモデ
ルとの出会いと再びの希望、それらのプロセスに耳を傾け、私たち自身のニーズに似
通う部分を見つけ、共に何ができるか考えてみませんか?(コーディネーターより)
コメンテーター 上野千鶴子氏(前出)
シンポジスト 精神障がい当事者、自死遺族当事者、DV被害当事者の方々に登壇して
いただきます。
コーディネーター 大場義貴(聖隷クリストファー大学)
白川美也子(浜松市精神保健福祉センター)
午後3時~3時30分
全体討論
午後3時30分
閉会
定員
400人(先着順。事前の申し込みが必要です)
費用
無料
申込み
平成19年11月15日(木)から、精神保健福祉センターへ電話もしくはFAXで、申込み
いただく代表者の名前、申込み人数、連絡先(電話番号)をお知らせください。
※個人情報は、本フォーラム以外では使用いたしません。
【浜松市精神保健福祉センター】
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/lifeindex/life/soudan/seisin/index.html
【こころの健康フォーラム】
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/lifeindex/life/soudan/seisin/forum1.pdf