いじめに遭ってPTSDになった横浜市の
Wさんのお父さんと、昨夜久しぶりに電話で話しました。wさんは、私たち家族が支えになっていると言ってくださいます。私たちもたくさんの仲間や先に闘ってきた仲間がいて、支援者の方達の存在が、支えになってきました。
現在、wさんと両親(原告)はをいじめた加害者と親4人を相手(被告)に、民事裁判で係争中。
wさんのケースは、当時在籍ししていた小学校に、
川崎市教育委員会の調査が行われて、いじめの事実が確認されました。調査が始まってから、一部の教師、いじめた子の親と関係者より、ひどい嫌がらせが続いて、wさんと家族はさらに心を深く傷つけられました。
裁判は、いま証人尋問が行われています。
原告であるwさんのお父さんの尋問が終わり、次回はwさんのお母さんの尋問予定です。3月5日に行われたお父さんの尋問の内容は、「日本のこどもたち」のホームページに
掲載されています。
原告が、唯一の裁判の中で、発言が認められる証人尋問。証人は、尋問前に裁判官の前で、「良心に従つて、真実を述べ何事も隠さず、又何事も附け加えないことを誓います」と宣誓します。裁判長は、嘘をつくと偽証罪に問われることを言い伝えますが、被告側の証人は嘘をつくし、虚偽の報告もします。どちらが真実とされるかは、判決にならないとわかりません。
被告弁護士による反対尋問は、原告が嘘をついているかのような嫌味な質問をされたり、揚げ足を取られることもは珍しくありません。
そんな中で、wさんのお母さんの不安は、日に日に増しているそうです。
wさんの裁判には、支援の会も立ち上がり、昨年12月24日の
TBSの「報道特集」で放送された番組を全国で観た方達からも注目されている裁判です。
「まだまだ知らされていないいじめの現状と問題点を知って欲しい」というwさんのお父さん思いと、次回の裁判の日程のお知らせが届きました。